森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

2020-01-01から1年間の記事一覧

一番最後に、目がひらく

目は、九星気学でいうと九紫火星が司るもので、人間の身体では、一番最後につくられる器官。 つくるのが高度に難しい器官ということだろうか。 子犬や子猫は、生まれた後でも、まだ目が開いていない(できあがっていない)くらいだしね。 話題はここで、になる…

誰かを助けていたりすることを知らない

その人は無自覚のままに、誰かを助けていることが、誰かを救っていることがある。 私が始めて、店舗に占い師デビューした初日、てっきりお客はゼロだろうと思っていたら、なぜか予約が入っていた。 最初のお客が予約で、しかも知り合いの予約ではなく、未知…

フラットに向かう

今月は、来年の傾向の話題が、入り始める月。 トップダウン、中央集権的な組織の時代が、そろそろ終わりとなるのかも、という予感が、西洋占星術の世界からは伺える。 正統・真っ当な山羊座から、改革的で フラットな水瓶座に、大きな星が次々と移動するとき…

リピーターの日

先週末の占い日は、新規客はゼロ。 ぐんと気温が下がったうえに、雨の日。 こんな天気の日は、お客さんは来ないね、という先輩占い師の言葉に、そうなんだろうな、と思っていた。 しかし。 そんな悪天候の日に現れたのは、初めてのリピーターのお客さま。 こ…

最初の日の不思議

週に一日、神田の占い館に出るようになって、三ヶ月目に入った。 最初の日。 今振り返ってみると、その後のじぶんの客層を象徴するような、日だった。 どうやら、どんなお客がやってくるのかも、人によって違うようで、そしてそれはじぶんでコントロールでき…

なぐさめのタイミング

昨日の誕生日は、実は守られていた日だったんだな、と気づいたほどに、今日は朝から、トラブルが次々と発覚しつづけ、わたし、もはや役立たない人間なのかも…会社員生活をつづけられるだけの能力がない人間なのかも…と、落ち込みながら、帰宅。 そうしたら、…

テマのプレゼント

誕生日。 でもいつものように、勤務日で出社日。 しかも、通常以上に苦難なモードが続く日々で、今日もそんな日。 せめて夕食を豪華にして、デザートも買って帰宅したら。 郵便ボックスに配達指定日入りの郵便封筒。 え? まさか。 コロナ禍ホームステイ期間…

歳位、もらった

算命学の、鑑定資格、歳位を授与された。 資格証が納められていたのが、きれいなブルーの装丁で、予想していなかった好みの色合いで、嬉しい。 思えば、今年もらったコロナの特別給付金の金額が、奇しくも歳位の免状代と一致した。はは。 歳位試験に合格した…

二度と来ない日

週に一日、店舗で占いができる機会をもらって、1ヶ月が過ぎる。 お客様は極度に少なくて、当たり前だけど、リピート客はいなくて、予約客もほぼなくて、初めてのお客様ばかり。 ああ、でも私。 突然、占い店に飛び込んでくるお客様に出逢う、というシチュエ…

自営業の家

生家は自営業だった。 その反動か、ずっと会社員に憧れがあって、今じぶん自身は会社員になっているんだけど。 自営業の家の子に生まれておいて、良かったなあ、と、思うことがある。 どうやら、こども時代の環境がものをいって、接客の度胸がついているみた…

天候は天の感情

ふと振り返れば、コロナ禍が始まって以来、私生活は、算命学と占星術とタロットとアイドルグループAと、ともにあるなあ。 予想外の事態だ、まったく。 Aの歌には、ときおり宇宙感覚の入った詞のものがあって、狙ってそうなっているのか、ささげものみたいに…

キラーワードはネガではない

サッカーで、以前は「ロスタイム」と呼んでいた時間は、今では「アディショナルタイム」と呼ぶ時間になっている。 「損失の時間」から「追加の時間」に名称が変わっただけで、この時間の得点数が、上がったそうだ。 ポジティブな言葉の力は、侮れない。 人に…

思いがけない位置が魅力

占星術を学んで面白いと思ったのは、「位置関係」が、その人らしさを作り出すということ。 算命学は、宿命に持てる星は人によって種類が限られているけれど、西洋占星術は、誰もが、ひとまず全部の星が与えられる。 そこから、その人の ユニークさを作りだす…

手相は、記録帳、予約帳

今の情勢では、イベントでの手相観は難しいと感じて、しばらく手相観は封印していた。 先週、1年ぶり?に参加したイベントで行ったのは、タロット鑑定。 鑑定するのに、お互い接触する必要がない。たとえリモートでも、カードはちゃんと答えをくれる。 カー…

唐突に占い開始

唐突な展開で、週末に、店舗で占いをさせて貰えることになった。場所は神田駅の近く。 集客力が低いと、年明けに店舗から去らなくてはならないんだけど、どうなるのか、わからないんだけど、とりあえずやってみよう。 というわけで、昨日が、その初日。 単純…

いったん止まる

会える人も、行ける場も、制限された状況の中で生まれる感情の流れは、今まで味わったことのないもので、初めて出逢う感情の中に浸っていると、それはそれで心地が新鮮で、得難い経験だ。 幸い、生活難に陥っているわけではないから、そう思っていられるのだ…

『好き』から逃げられなくなるとき

占術の学校の授業では、技法の講義の他に、そのときのトレンドの人物を鑑定する。宿命を観ていて、涙してしまうようなときがある。 先日は、亡くなった俳優M が取り上げられたんだけど。 難しいね。人間て。好きなようには、生きられない。周囲がその人の『…

ナチュラル、スーパーナチュラル

金曜日の午前の勤務中、失神寸前に気分が悪くなって、急遽、早退することにした。その日は課内が私以外は 全員在宅勤務だったので、メールをして勤務先を退出。 早退前に、ちょっと書店に立ち寄る。 この書店、休業期間が長かったから、入店するのは5ヶ月ぶ…

選択できる未来、選択できない未来

最近、今更ながらに、某国民的アイドルグループAが好き。(活動休止を控えているにも関わらず。もともと憧憬していたグループ内のNが昨年結婚したにも関わらず)私が4月から勉強をしていることで、新鮮だったのは、生きていく上では、じぶんで選択できる未…

かたちのない住処

住み始めてから12年目になる私の住処は、小さくて旧い。使えるお金がもっとあれば、もっと広い住処が手に入ったかもしれないなあと、ときどき思う。以前、気学の師匠の授業で、「お金がかかっても、広い自宅を持つべき。そうしないと、大切な人物を招待した…

伝統は、美しい骨

算命学の鑑定資格試験を、昨日受験する。 電子機器以外、何でも持ち込み可とはいえ、出題範囲は、四年分の授業すべて。 四年間筆記した、じぶんのノートが頼り。なんて古典的なんだろう、いや、学ぶとは古典的なもの。 算命学で、知恵を表す星は二つあって、…

そばにいる、生きもの

半年ぶりに、ピラティスをする。 指の骨にヒビが入った後、コロナの騒ぎが始まって、行きつけのカイロプラクティックの営業も休止して、半年間、運動らしいことをしてこなかったんだけど。 閉じ籠っていたからだの骨や筋肉に、記憶の扉を開けてあげるような…

フラワー、ストロベリー

私が、満月の日生まれだと知ったのは、先月のこと。 5月の満月、通称フラワームーンの二日前のこと。 初めて、事前に満月を待ち伏せした。 こんな年齢になっても初めてのことって、色々あるなあ。 花咲く季節の満月だから、フラワームーンとアメリカ先住民が…

変化のハンドル

変化は、じぶんで起こすときもあれば、じぶん以外のところから来るときもある。 「じぶん以外」がハンドルを握る変化に、慣れないとね、と最近思う。 テレワーク推奨が始まって、私に起こった変化は、自宅の片付けを思い立つというもの。とても地味な変化だ…

所有するものに所有される

都心のオフィス賃貸契約のキャンセルが増えているそうだ 。 テレワークで在宅勤務をやってみたら、オフィスがなくても、できるんだね~と気がついたってことなんだろう。 人は、所有しているものに、所有される。その一例を見たような。 手相を観始めたとき…

世界は待ってくれる

4年以上学んできた算命学で、人を鑑定できる位の獲得のための試験を、いよいよ受験できる、と思ったら、コロナで休講。 年に一回しかない試験であるし、きっと中止にはならないだろう、延期だろう、と願いつつ。 待つことに、慣れないとね、と思う。 勤務先…

今、ためされている

無観客になったら、意味がない芸術はたくさんあって、それらのアーティストの状況が深刻な状態で、それでも今、できることを、と宮本亜門が立ち上げた、上を向いて歩こうプロジェクトの動画は、涙もの。 この災厄が終わったときに、人々が求めるのは、文化、…

AIと易

二回、易を立てた。 最初の問いかけで出た卦に、そうかあ、と勇気と覚悟をもらって、二つ目の問いかけで出た卦は。 これは、問いかけるべきではないことを、問いかけてしまったらしい、と判断。 易の卦には、一生に一度、出るか出ないか、というスーパーな卦…

春のチャージ

花も葉も、春が来た、とばかりに、きれいな色で芽吹いていて、晴れた日は、鳥のごきげんなさえずりが聴こえてきて、きっと海の中もそんな感じで、自然の中に一番たくさんの生命が産まれる春は、たしかに今、そばにあるのだけれど。 子年は、さまざまな命が、…

うぐいす仮宿中

先週から、隣の植樹スペースに、うぐいすが飛来した。 毎朝、うぐいすの鳴く声で目覚める嬉しさ。 いつまで仮宿してくれるかなあ。 ここ何年か、じぶんの近未来についてうだうだあたふた悩んでいた。 通っている算命学の講義で、折に触れて上がる陰陽の話題…