森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

かたちのない住処

住み始めてから12年目になる私の住処は、小さくて旧い。
使えるお金がもっとあれば、もっと広い住処が手に入ったかもしれないなあと、ときどき思う。
以前、気学の師匠の授業で、「お金がかかっても、広い自宅を持つべき。そうしないと、大切な人物を招待したり、宿泊させるスペースがない。」
と聞いたときは、ちょっと落ち込んだこともあり。
ビジネスチャンスの点から、師匠はそう教えたのだと思う。
でも、今のこの状況はどうだろう?
屋内に、誰かを招き入れること、誰かに招かれること、それが危険になるような世界を、師匠は想像できただろうか?
広くて大きな家が、頼もしい武器になるわけではない世界を。
方位のパワーをいただく気学の方法も、実行することが難しくなりつつある。
対面しなくても、意識をつなげる方法を、知恵を絞って探していく世界になりつつある。
小さな家でも、大きな家でも、どこにいても、どこへ行っても、関係なく。