森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

伝統は、美しい骨

算命学の鑑定資格試験を、昨日受験する。
電子機器以外、何でも持ち込み可とはいえ、出題範囲は、四年分の授業すべて。
四年間筆記した、じぶんのノートが頼り。なんて古典的なんだろう、いや、学ぶとは古典的なもの。
算命学で、知恵を表す星は二つあって、ひとつは改革的、革新的な知恵の星、もうひとつは、伝統的、保守的な知恵の星。
今、ビジネスで求められているのは、圧倒的に、前者の星がトレンドだと思う。
でも、後者の星の学びがあると、それは美しい骨になる。
四年もかけて、学ぶなんて、今どきのスピード感にそぐわないかもしれない。
でも、これは骨を育てる時間。
美しい骨になる、と発想したのは、唐突だが、宝塚とジャニーズからだ。
日本のショービジネスで、年少時から、基礎教育をしている、代表的な組織。
宝塚とジャニーズ出身のパフォーマーは、マイクを左手に持つ。
歌うときはマイクを右手に持つパフォーマーが圧倒的に多い中で、左手に持つのは、そういう教育を受けてきたから。
マイクを持った手は、動きが制限されるから、大多数の日本人の利き手である右手は、ダンスの振りに活かして、左手をマイクに使う、ということだろう。
左手にマイク、に伝統と美しい骨があると、感じいっているのは、ピンポイントに過ぎるかもしれないが。
新しいものの中に、見えないけれど、伝統的な積み重ねでつくられた骨があると、それはそれは美しいのだ。
と、信じている。