森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

六白顕現の年 その7

2022年の1月。
中旬の頃、占い館オーディションの実技試験を受けた。
実技試験の詳細は、守秘義務が生じる状況になったので、書けないのだけれど。
合否の結果を待つあいだ、占い師として、興味深い経験ができた。
というのは、合否の連絡が、実技試験時に言われていた期日の、ほぼ倍の期間を経た後に、届いたので。
待つあいだの不安感といったら、二十代の就職試験以来か、ってふう。
そのあいだ、ルノルマンカードを2回、切った。
1回目のルノルマンカードのグランタブローの中の私のカードは、すごく気の毒な有様で、思いを馳せる未来が空白、身も心も落ちこんで、ボロボロ。
でも、私のカードからの距離はあるけれど、面接官のカードの頭上には、契約の指輪が燦然と輝いていた。
しばらく時が経って、再びグランタブローを展開したら。
私の隣に面接官が並んだ。
あ、来た。
と、思った。
合格のメールが、1月25日に届く。
六白顕現の年が終わるまで、あと八日間というときだった。
つづく。