森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

最初の日の不思議

週に一日、神田の占い館に出るようになって、三ヶ月目に入った。
最初の日。
今振り返ってみると、その後のじぶんの客層を象徴するような、日だった。
どうやら、どんなお客がやってくるのかも、人によって違うようで、そしてそれはじぶんでコントロールできる範疇にはない不思議さもあって、面白いなあ、と思う。
とっさに素のじぶんのこころを試されるような瞬間に、最初の日に不意打ちされた。
あれはまるでテストみたいだった、と今にして思う。
そのときを超える不意打ちに逢ったことが、まだないせいか。
それは誕生に際して贈られた、祝福だったと受けとっておこう。
どんな占術でも、[始めるとき]が重視されることは共通している。
生年月日だって、じぶんを始めるときだしね。