森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

思いがけない位置が魅力

占星術を学んで面白いと思ったのは、「位置関係」が、その人らしさを作り出すということ。
算命学は、宿命に持てる星は人によって種類が限られているけれど、西洋占星術は、誰もが、ひとまず全部の星が与えられる。
そこから、その人の ユニークさを作りだすのは、星の配置と、星同士の位置関係なのだ。
ひとつの会社の姿みたいな感じで、例えば頭の働き、という能力を、どの俳優をキャスティングして、どの部署に配置して働いてもらうのか、というイメージ。
そして、そのキャストは、同じ部署に、すぐそばに他にもキャストがいるのか?
他の部署に配置されたキャストがいて、そのキャストと仲がいいのか、鍛えられるのか、刺激しあう関係なのか?
美しさ担当のキラキラした能力に対して、地味な俳優がキャスティングされたり、配置された部署が目立ってはいけないところだったり、せっかくキラキラする能力担当なのに、仲よしもライバルも社内にいない…という状態だったり。
かといって、適材適所とばかりに、とても能力にふさわしいキャスティングや配置部署に入ったとしても。
それじゃ当たり前すぎて、面白くない。
思いがけなさがあったほうが、え、これ無理でしょ?無謀でしょ?というキャスティングや配置や位置関係を持った会社のほうが、生命力が満ちてくる感じがする。人間もそう。