森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

フラットに向かう

今月は、来年の傾向の話題が、入り始める月。
トップダウン、中央集権的な組織の時代が、そろそろ終わりとなるのかも、という予感が、西洋占星術の世界からは伺える。
正統・真っ当な山羊座から、改革的で
フラットな水瓶座に、大きな星が次々と移動するときが、来たから。
上層、中央のえらい人に従うスタイルではなくて、フラットな組織で、上下に関係なく、誰かの力を貸してもらう、というスタイルに、変わるはず。
ふと、もうそんな感じが始まっているのでは、と思ったのが、電通とジャニーズ。
社員が個人事業主になる制度や、所属していた芸能人が、じぶんで事務所をつくって、元の雇用先と仕事をするスタイルは、まさにフラットなのでは…。
どちらも、時代の先を読んでいかなくてはならない事業の組織だから、こういう空気を掴むのも早いのかな。
じぶんとは縁のない大企業の出来事、と思っていると、意外にそれは、他人事ではなかったりすると気がつく。
サキヨミのアンテナを示してくれていたりする。
フラットな世界との出会いが、近づいている

リピーターの日

先週末の占い日は、新規客はゼロ。
ぐんと気温が下がったうえに、雨の日。
こんな天気の日は、お客さんは来ないね、という先輩占い師の言葉に、そうなんだろうな、と思っていた。
しかし。
そんな悪天候の日に現れたのは、初めてのリピーターのお客さま。
このあいだ言われた状況が起きたから、今日は別の相談に来た、という希望。
お客さまノートを、持参するようにしていて、良かった~。ノートがあれば、名前を聞けば、リピーターだとわかる。
タロットの先生に、会わないときも、お客さまのことを考えなさい、と言われて、そうしていた効果かな。
そう言われなくても、自然と、占ったお客さまのことは、想っていたかった。なんかシンプルに、心配だったからかもしれない。
初めてリピーターが訪れた日というだけで、今日は特別な日だ、と感じいっていたら、次にまた、二人目のリピーターが。
今日は鑑定はしないけど、お礼に来たと、かた焼きせんべいの差し入れをいただく。
言われたあとで、じぶんでいろいろ動いてみたら、いい状況が起こったから、お礼に来なくてはと思って、という言葉をいただき、また来ます、といい残してくれた。
それで今日は終わりかな、それでも今日はじゅうぶん満足、と思っていた夜8時すぎ、三人目のリピーターが、現れる。
初めて占い館に出た日の、お客さまだった。こころをテストされたような瞬間が起こったお客さまだった。
今日って、どんな日?と不思議な感覚に陥った夜。
今、来年の傾向の情報を集めているところです、とその日最後のお客さまに伝えると、来年また来ます、といい残していただく。
[来年]は、もうすぐそばで、スタンバイしている。

最初の日の不思議

週に一日、神田の占い館に出るようになって、三ヶ月目に入った。
最初の日。
今振り返ってみると、その後のじぶんの客層を象徴するような、日だった。
どうやら、どんなお客がやってくるのかも、人によって違うようで、そしてそれはじぶんでコントロールできる範疇にはない不思議さもあって、面白いなあ、と思う。
とっさに素のじぶんのこころを試されるような瞬間に、最初の日に不意打ちされた。
あれはまるでテストみたいだった、と今にして思う。
そのときを超える不意打ちに逢ったことが、まだないせいか。
それは誕生に際して贈られた、祝福だったと受けとっておこう。
どんな占術でも、[始めるとき]が重視されることは共通している。
生年月日だって、じぶんを始めるときだしね。

なぐさめのタイミング

昨日の誕生日は、実は守られていた日だったんだな、と気づいたほどに、今日は朝から、トラブルが次々と発覚しつづけ、わたし、もはや役立たない人間なのかも…会社員生活をつづけられるだけの能力がない人間なのかも…と、落ち込みながら、帰宅。
そうしたら、昨日につづいて、ポストの中に何かが。
ファンクラブ会員へ、嵐がコンサートのオープニング幕の装飾に使ったスワロフスキーを一粒ずつ、プレゼントだって!
なんというファンサービス…。
しかもそのまま飾れるようなスタンド型のパッケージにセットされて、ポストカードつき。
これはファンクラブ会員への全員プレゼントだと思うけど、誕生日の翌日に、バースデーカードにつづいて連日でプレゼントが届いたという偶然っぷりに、あまりにも素敵なタイミングに、一気に慰められてしまった。
明日も働きにいっていいんだ。
懲罰されても解雇されても、そのときはそのとき。

テマのプレゼント

誕生日。
でもいつものように、勤務日で出社日。
しかも、通常以上に苦難なモードが続く日々で、今日もそんな日。
せめて夕食を豪華にして、デザートも買って帰宅したら。
郵便ボックスに配達指定日入りの郵便封筒。
え? まさか。
コロナ禍ホームステイ期間に突如今更ファンになって、配信ライブ見たさに突然ファンクラブに入った、嵐からのバースデーカード。
バースデーカードには動画にアクセスできるQRコードも載っていて、紙とデジタル、両方で楽しめる仕組み。
なに、このファンサービスぶり…。
11月は、さまざまなところから、お誕生日特典案内的なものが、郵便でもメールでも、届くけれど。
配達指定日便を使うテマをかけてくれたところなんて、なかったよ。
ファン心理ぐいぐいつかれる感じ。
しかも配達指定日便というテマが加えられたことで、発送人から郵便局内の人、配達人、と人の手が介されていくのを想像しちゃって、それをありがたいとまで感じてしまうのは、なぜなんだろう?
ひとつのテマに向かって、複数の人々が動くのは、こんなにわくわくすることだったのかな。
しかもそのテマというのが、直接に知らない誰かの誕生日だったりするのは。
テマは、サービスにもなるし、愛にもなる。…なんてことに感じいってしまった誕生日は始めて。

歳位、もらった

算命学の、鑑定資格、歳位を授与された。
資格証が納められていたのが、きれいなブルーの装丁で、予想していなかった好みの色合いで、嬉しい。
思えば、今年もらったコロナの特別給付金の金額が、奇しくも歳位の免状代と一致した。はは。
歳位試験に合格した上で、さらに免状代も必要だったのだ。
私は今年の歳位試験7位の成績で合格だったのだけど、上位6人は全員昼のクラスだったらしく、夜のクラスでは一番上の順位だったことが、今日わかって、静かに嬉しい自己満足。
こういうこととは関係なく、占いの世界は人気商売だけれど、ちゃんとしたものを提供できないと落ち着かないじぶんの性格も、わかっている。
算命学の授業のほうは、これから国家や会社の宿命の見方の勉強が始まるようで、教室に通う日々は、まだまだつづく。

二度と来ない日

週に一日、店舗で占いができる機会をもらって、1ヶ月が過ぎる。
お客様は極度に少なくて、当たり前だけど、リピート客はいなくて、予約客もほぼなくて、初めてのお客様ばかり。
ああ、でも私。
突然、占い店に飛び込んでくるお客様に出逢う、というシチュエーションが、とんでもなく好きだ。
それこそ占い、という気がして。
お客様が、本当に占いが必要なとき、という気がして。
そのときそのときで、どんな占いになるかわからない状況さえも、どきどきする。いい意味で。
占いで、シンクロが生まれるときは、幸せ。
同じお客様に、再び会うことができるのかは、わからない。
当たり前のことだけれど、今日は二度と来ない日なんだな、と気がついたりする。今さらに。