森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

胃カメラと仁と青いドア

徐々に、じぶんを取り戻していっている感じがする、この一ヶ月。
自宅マンション(築51年)が、建物内の壁と天井を真っ白に塗りなおし、玄関ドアも水色から深い青色に塗替。
色は管理組合が決めているのだけど、前回の水色のドアといい、毎回センスのいい色を選んでくれるなあ、と感謝。
じぶんの居住スペース内では、ずっとさぼっていたベランダと窓ガラスと換気扇周りの掃除をやっと終了。
(換気扇の埃よけシートを急遽買いに出た渋谷の東急ハンズに向かう途中の渋谷センター街では、どこを歩いても、ベスト盤発売の宣伝か、安室奈美恵の歴代のヒット曲が流れ、歩きすすむたびに曲が変っていき、こんなことができるアーティストと街の縁があるって、素敵だなあ、と思ったり)
それから、一年に一度の各種、身体の検診に2病院へ。
人生二回目の胃カメラの検診もしに、初めての病院へ。
(麻酔をかけてくれて、検査中も検査後もいっさい痛みがなく、丁寧な内視鏡の操作と胃の写真9枚をつけて説明をしてくれた誠意と技術を感じる、新橋内視鏡クリニック。
今後もこの病院で胃カメラ検診をしようと決める)
そしてスマホも交換。(まだ操作に慣れずにモタモタ。しかし華麗なテクノロジーの進捗ぶりに感動している。)
書店で知らない作家の文庫本を数冊、買って読んだり。
その本の中の、アメリカ人教授による孔子の仁についての講義が新鮮で、「仁」って、すぐに実行できる!と発見したり。
穏やかで、親切でいるだけで、周囲に影響を及ぼす。それが仁ってこと。
…と思うのはすでに私個人の解釈なんだろうが。
人って何かを変える要素なんだな、何か影響を持っているものなんだな、と勤務先で異動が二年で二度つづいた今、思っていたのだ。
この人があらたにこのグループに加わると、それまでとは何か、変ってしまうものなのだと。
人間って、生きている個体って、ただそこに在るだけで、空気を変える力をもっているのだと。
作為ではなく天然で。それがその人の仁なのかな。