森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

カレンダーは来年の種

11月は、カレンダーが集まってくる。
じぶんで買い求めたわけではなく、サービスでプレゼントです、って感じで、4点のカレンダーをもらう。
11月は、十二支でいうと「亥」の月だ。
気学を教えてもらったときに、しつこいくらいに十二支が説明されるのが、不思議だったけれど、算命学を学んでいても、しつこいくらいに十二支の説明がされるので、これだけしつこいってことは、骨か血液なみに、重要なことなんだろう、と思うことにしていた。
すると、ときどきふっと、日常の中に、十二支の説明が立ち上がってくることがある。
10月の「戌」の月で、いらないものを切り払ったあとに残されたのが、次の11月の「亥」。
核となるもの、かたい殻で覆われた種のようなもの。
種まきは11月に行う。12月、1月と冬になると、地面が凍って種まきができない。
なおかつ、種には寒い冬を越させないと、芽が出ない、花が咲かないのだそうだ。
「寒い冬」は、苦難や苦労ともとれるもの。冬をスキップしたら花は咲かない。
集まってきたカレンダーは、来年のことを考えはじめるスイッチみたいな、いわば、来年の種である。
来年の種まきは、11月から始まる。
しかも来年はちょうど「亥」の年だし。
いらないものが切り払われた戌の年(2018年)に、ずっと続けていたことをやめた人、捨てた人は運勢が強い。
戌の月にどどどっと、やめる人・捨てる人が駆け込みのように増えた気がする。知り合いにもそういう人が出た。
今年中にそういう状況になったってことは運が強いよ!とほめたたえたら、がぜん元気を取り戻していた。
カレンダーをもらうってことは、種をたくされたような気もして。
嬉しさと焦りと、ときどき落ち込みながら、冬を迎えようとするわたし。