森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

人を見ず、データを見る

仮吉方を初めて、26日が経過した。
音と風につつまれる部屋での生活に、慣れてきて、好きになってきている。
今住んでいる、マンスリーマンションを借りるときの注意事項の中に、一ヶ月以上の不在は禁止、とあった。
それに、ちょっと謎を感じた。
住んでみて、その謎が解けた。
マンションの管理は、24時間別所にある、集中管理センターで行われているとのこと。
別所にあるということは、コンピューターシステムを駆使した遠隔管理ということ。
最近建てられたマンションなので、さまざまな設備が組み込まれている。
その設備は、人が生活している証し、人が生活しているデータを、つくりだす。
オートロックキー、共用部分やエレベータ内の監視カメラで、入室や退室の記録がわかる。
住人以外の人間の出入りも記録される。
室内に入れば、24時間換気や、電気や、水道や、エアコンや、ネット。
これらが使用された記録も、管理センターは把握しているはず。
生活している証となるデータが長期に途絶えれば、管理センターは、なんらかの措置をとらなきゃいけないから、その「長期」が「一ヶ月以上」ということなんだろう。
生活確認、生存確認に、等しいな。
生存の証は、その人を見なくても、データでつかめるのか。
自宅が超古いマンションなので、最新設備のマンションが、わたしには新鮮。