森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

激しさのモト

実在の人物をもとにした鑑定練習を最近始めている。
鑑定の材料の算出は、自動計算ソフトも使用できるけれど、それに頼らずに手動で計算していく。
そのほうが技術が身につくし、答えあわせもできるし。
先週末は、鑑定練習に、○ティーブ・ジョブズを選んだ。
せっせと手作業で計算し、人体図をつくってみたとたん、まきおこる違和感っ。
らしくない。彼らしくない、この人体図。そんな違和感。
答え合わせをしてみたら、やっぱり、一箇所、計算の仕方をまちがえていた。
こうやって練習を重ねていけば、間違いも少なくなるはず。
計算をやりなおして、できあがってきた人体図を見たとき。
うん、これだ。なんだかすごく、彼らしい。
できあがったのは、火と水だけの人体図。
木も土もない、相容れない関係同士の、火と水だけをもつ人物。
熱さと冷たさを両方持ったら、激しい葛藤が生まれる。
コンピュータの世界のモトは、0と1だけ。
0と1があれば、世界がつくれるように、火と水だけで、つくられた世界がある。人間の中に。
算出する鑑定材料は、人体図だけではないけれど、
できあがった瞬間に呆然となったり、惚れ惚れしたりするのは、人体図だなあ。不思議。