森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

楽しむのに

年末年始休、故郷に帰省していた。
親元には、現在、猫がいる。
家族といるときは、意味もなく楽しいのがいいと思ったりする。
じぶんのキモチを言葉にできない猫の一挙一動も、意味もなく楽しい。
楽しむのに、リクツはいらない。
先月、「バナナゼロ・ミュージック」の中で、ザ・ドリフターズの代表的なコント、「ひげダンス」と「聖歌隊」を出演者が再現していた。
このふたつに使われている音楽は、ばりばりのブラック・ミュージックが元。
元々ドリフは、コント発ではなく、音楽発の人たちだったから、音楽的素養はしっかりとある人たちだっけ。
それにしても、「聖歌隊」で歌われているのは、歌どころか、早口言葉にすぎないのだ。
誰でもできる、ナマムギナマゴメナマタマゴ、というだけで、イェーイ、と周囲はこれだけ盛り上がってしまえるんだ、と今更ながら感心してしまう。
ドリフがこどもに圧倒的な人気を誇ったのも、リクツのいらない楽しさをつくりあげてしまうからだ、と今更ながら感心してしまう。
楽しむのに、リクツはいらない。頭はいらない。