森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

守秘する職業

一昨日が最終出社日だった勤務先の人に、帰り際に挨拶に行くと、いきなり「手相見て!」と両手を差し出されたのでびっくり。
わたしが手相を見せてもらった誰かに聞いたのかな・・・。
雇用継続の人だったので、御年65歳。
この年齢の位置になると、生命線が見えなくなっている場合もある。(決して生命線の長さ=寿命ではない)
こういうときのために、運命線の流年も読みとれるようになっておくべきなんだ!と心中でじぶんに言い聞かせる。
それにしても、65歳で勤務先から去ろうとしている人も、手相にでている、これからの未来はどうなの?とわくわくするものなんだ。
うーん、人生100年時代だ。
先生からは、手相の過去に刻まれた良い線は、そのときにやろうとしていて実行しなかったことを、今からでもやったほうがいいということ、と教わったので、「50歳と52歳でやりたかったことがあれば、今からでもやったほうがいいです!」と伝えると、
「やりたかったことあったけれど・・・うーん、今からだと体力が・・・・」と迷っていた。
わたしは勤務先での交流範囲がとっても狭いけれど、手相を見るときには、かえってそれが幸いしているみたい。
その人の私的な情報を知らないはずなのに、なぜわかるの?と驚かれたり、
線を読んで問いかけていったら、びっくりするような私的な出来事を突然話してくれる人もいて、こっちがええっそんなことが!と驚いたりして、これは守秘しないと信頼を失う!と、早くも鑑定者的「守秘義務」を意識し、もしかして、わたしの交流範囲が狭いから、年取っても非管理職で、上の人のおぼえがめでたいタイプでもない人間だから、信用してくれたのかもしれないなあ、と思う。(他者に情報をもらす可能性が薄いという意味で)
いつまた、突然手相を見てくれと言われるとも限らない、と、帰宅後、教わったことを復習するわたしだった。