森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

スタートは笑われる

私の周囲で気学に興味をもってくれる人は、ほとんどいない。
優しい友人は笑い話として聞いてくれ、賢い友人からは「私はそういうものに頼らず、実力でいきたいから」と言われる。
実力でいきたい・・・という発言について、リンクしたできごとがあった。
なぜか、行きつけの整体師の子は、気学に興味をもってくれて、施術にいくたびに、話題にする。(美容師と同じで、お客に対するサービスの会話なのかもしれないけど)
そのとき「だれもが知る超有名野球選手○チローも、メジャー入りのときは奥さんのいうことを聞いて、気学をふまえて、わざわざ早めに渡米したんだよ~」と伝えると。
「ふうん、意外ですね、スポーツ選手って、じぶんの実力で勝負したがる人たちだと思っていました」と言われる。
ここでも聞いた、「実力」という言葉・・・。
「実力でいく」「実力で勝負する」というのは、「実力に自信がある」ということになる。
もしも、ねえ、実力に自信ある?と聞かれたら、わたしはたぶん、自信ない、と答えるだろう。
○チローは、実力に自信がないということになるのだろうか。
というより、じぶんの実力は、まだまだだ、と、とらえているんじゃないだろうか。
傲慢になっていない、慢心していない、と、とらえられるんじゃないだろうか。
極限まで、努力したうえで、じぶんの実力はまだ足りないと思うから、他者の力をプラスできるものならプラスしよう、と、とらえられるんじゃないだろうか。
それって謙虚じゃないだろうか。
謙虚な人には、その人以外のものが、味方になってくれる。
人によっては、笑い話。
毛色の変わったことを初めるときは、笑われるものだと、思っていよう。