森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

今年最後の手相観へ

12月1日は、浅草で手相観の予定。
今年最後の手相観になる。
とても短い紹介文を添えて、イベント当日も、お客様が訪れるまで、ノートを読みながらおとなしく座って待っている。
お客様が占者を選ぶ理由は、こちらにもお客様自身にも読めなかったりするから、お客様と私をリンクさせるのは、その日、その場にある縁なのだ。
予約なしで行う手相観は、いっときいっときが全力という感じ。
他に算命学も、粛々と勉強中。
こちらは手相とちがって、対面の前に分析がたっぷり必要な占術なので、鑑定を開始するときは、どんなかたちになるのかな。
学んだことをもとに、じぶんのことを振り返ると、そのときの只中に身を置いていたときは、何も気がつかなかったし、気がつくことも難しいなあと思う。
通り過ぎないと分からないし、通り過ぎたときは、もう未来じゃない。
でも、こんな未来の気配がある、と、未来に向かって、わくわくしているのは、心にも体にもいいと感じる。
気学のほうの師匠の師匠の弟子がまとめた本を書店で見つけて、買って読んでみたら、古い時代に執筆されたため、異なった世俗的価値観が残っているのを感じつつも、はっとすることが書いてあった。
良い方位がもたらす効果は、その人の心の変化である。
心が良く変るから、未来が良く変ると。
手相観のお客様に具体的な方策を聞かれたときは、気学を紹介するのだけど「タナボタが来るわけじゃないんですよ、でもその人に必要な変化が来ます」と言い添えていた。
じぶんの実感として、そう伝えていたのだけれど、心と意識が変って、行動が変る、ってことか。
心を変えるって、地味な効果に思えるかもしれない。
でも人って、考え方を変化させようとどんなに言葉をつくして説明しても、簡単に変化するものではない。
それが自発的に変化するとしたら、たいしたものだよ。