森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

表現したいきもち

知人が油絵を初めて、夢中になっている。
絵画塾に通っているわけではなく、独学で好きなように描いていて、アマチュアの団体の展覧会にも出品。
知らせをもらって、展覧会を見に行った。
展覧会に足を踏み入れたとき。
そういうことか、と思った。
展覧会というと、プロの芸術家、芸術を生業とする人によるものばかり、観てきた。
マチュアが描いた作品が並んだ展覧会は、作為のなさが、ここちよかった。
描きたいきもちが満ちている空間なのが、ここちよかった。
じぶんの中に表現したいものがあるから、描かずにはいられないのだ。
表現したくてたまらないものがあるから、それをする...のは、魂が求めることだからする、ようなものだ。
ただ、魂だけ優先していると、肉体を損ねてしまいかねないのがむずかしい。
極寒の休日、めんどうだな、もー、と思いながらピラティスに行って、使っていなかった筋肉がめざめて動いてほこほこあたたまって、魂が求めていなくても肉体は求めていたことなんだな、と発見しつつ、そう思う。
生きている限り、魂と肉体は両輪稼動。ふたごの親のように、面倒をみる。