森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

絶大な気分転換

自宅ではないところに、一定期間住むことって、絶大な気分転換になる。
そう実感している、仮吉方55日目。
十年以上、平日の休みは殆どとったことがなく、土日祝日にふらっと一人旅をしようとしても、ある時期から、休日の宿泊施設は、二名以上の予約じゃないと一気に受付の扉が閉まりだした。(平日宿泊の受付はあれども)
じゃ、一斉休暇に海外旅行でも!と思っても、四十歳のときに飛行機に乗れない身体状態になったので、それもだめ。
だから一斉休暇は、親きょうだいに会いにいく帰省に使うことにして。
となると、未知の場所で生活するということを、長年やったことがなかったのだ、わたし。
仮吉方は、勤務生活には変わりがない。
NHK「ちょい住み」みたいに、仕事から離れて、気分転換ができるわけではない。
いままでと同様に、毎日、会社で働く生活に変わりはない。
寝泊りするところが、変わるだけ。
しかし、約三ヶ月という居住期間の長さゆえに、会社生活に変わりはなくても、こころにもたらす効果は、とても大きいみたいなのだ。
しかも、わたしは自宅から3キロ程度離れた場所に移動したにすぎないのだけれど。
たまたま、都心のただ中に移動したからか、その地の会社員たちやお店の雰囲気に、自宅とも勤務先ともちがったカラーがあって、面白い。
微妙な差かもしれないが、何駅か離れたとたん、ちがった様相をかもしだす、都心エリアって、すごい。
仮住まい先が、住宅地じゃなかったのも、よかったのかもしれない。非日常感が大きくなるから。
正直、細かい雑務で、タイヘンな思いもしている。
でも、寝泊りする地が変わったときにこころにもたらされる、理由のわからない心地よさは、タイヘンさにまさる経験、かもしれない。