森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

クウ ネル キル

仮吉方には、さまざまなルールがある。
一番プレッシャーが大きいルールは、「仮吉方のあいだ、自宅内と、自宅内にあったものと、自宅周辺1キロ内の飲食禁止」というもの。
飲食とは、口から体内に入れるものすべてなので、薬やサプリメントも含まれる。(塗り薬や目薬は口からじゃないのでOK)
体調が不調のときに、すぐにこれらが手に入らないと、とても困る。
買おうとしたとき入荷待ち、という事態にも遭遇したりするから、前もって手に入れておきたいけれど、自宅には置いておけない・・・手立てを考えた。
過去に起こったさまざまな不調用の薬や、サプリメントを、手に入れてすぐ、封を切らずに、自宅の冷蔵庫に入れずに、勤務先に持っていき、じぶんの机のひきだしに仮吉方が始まるまで保管しつづける。
そして、仮吉方をスタートしたとき、勤務先から仮吉方宅へ、直接持っていった。
これで、それらの薬やサプリメントを口に入れても、「自宅にあったもの」を口に入れることにはならない。
仮吉方が始まったら、できるだけ仮吉方宅内と、その周辺で、飲食をするというのもルール。
この「飲食」と同じルールが、「眠る」ルールにもある。
食べること、眠ること。
このふたつが、生きもののエネルギーの源。
その土地で、このふたつをすることが、その土地に住むこと、生きること、になるんだということが、わかる。
ちなみに「着ること」のルールは、特にない。
しかし、身の回りのものを仮吉方宅に移動させるにあたって、一番かさがあったのが衣類だった。
明日着ていくもの、今週着ていくものを、運びこむ。
仮吉方が始まってしばらくは、休日は、一日に二回往復して自宅から衣類を運び込んだ。
家の中にいるだけなら、食べる、眠る、だけでいいんだけど、外に出るには、着る、が要る。
「衣食住」の「衣」と「食」のあいだには、1本、外側と内側のラインが入っている。ドアが一枚、入っている。