森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

木火土金水

巨大で曖昧なものを、理解しようとするときは、整理整頓が効く。
もしも部屋中に、雑多なものが散らばっているとして、その整理整頓の方法は?
グルーピングじゃないだろうか。
5つのハコを用意する。
部屋中に散らばっているものを、5つのハコにグループ分けする。
5つのハコは、名前を持っている。
木、火、土、金、水(もっかどごんすい)という名前を持っている。
木のもの、火のもの、というかんじで、5つに分けてハコに入れていく。
たとえば、「メガネ」は火、「トランク」は土、「ピストル」は木、「刀剣」は金、「幽霊」は水、って感じに。(どんな部屋だ?)
気学のリクツ、基準で、分けていく。
部屋の中だけにとどまらず、世界にあるさまざまなものを、5つのハコに分けることができる。
グループ分けなんて、ヘンテコなことかもしれない。
でも、たとえば人間関係。
じぶんを取り巻く人間関係を、どうやってとらえる? グルーピングしないととらえにくいのではないだろうか。
グルーピングなんてしてない、という人も、「好き」「嫌い」「どちらでもない」「遠い」「近い」「なかほど」くらいの分けかたは、無意識にしているんじゃないだろうか。
わたしはあるとき、じぶんは人間関係を距離でとらえて、同心円上に円をつくっていくグルーピングをしている、と自覚した。
また、ある知人は、「用途別」に分けていた・・・その分け方は、乾燥した感じで、なんだか好きになれなかった。
わたしはどの「用途」なんだろう?と、思った。
木、火、土、金、水という分け方は、ずいぶんと優しい分け方だと思う。
それぞれ、他にはない良さと性(さが)がある。
5つのハコ、木、火、土、金、水(もっかどごんすい)を、五行(ごぎょう)という。
気学が決めた優しいグルーピングである。