森火土金水

日々思うこと、さまざまな占術について綴っています。 mori ka do gon sui

いったん止まる

会える人も、行ける場も、制限された状況の中で生まれる感情の流れは、今まで味わったことのないもので、初めて出逢う感情の中に浸っていると、それはそれで心地が新鮮で、得難い経験だ。 幸い、生活難に陥っているわけではないから、そう思っていられるのだ…

『好き』から逃げられなくなるとき

占術の学校の授業では、技法の講義の他に、そのときのトレンドの人物を鑑定する。宿命を観ていて、涙してしまうようなときがある。 先日は、亡くなった俳優M が取り上げられたんだけど。 難しいね。人間て。好きなようには、生きられない。周囲がその人の『…

ナチュラル、スーパーナチュラル

金曜日の午前の勤務中、失神寸前に気分が悪くなって、急遽、早退することにした。その日は課内が私以外は 全員在宅勤務だったので、メールをして勤務先を退出。 早退前に、ちょっと書店に立ち寄る。 この書店、休業期間が長かったから、入店するのは5ヶ月ぶ…

選択できる未来、選択できない未来

最近、今更ながらに、某国民的アイドルグループAが好き。(活動休止を控えているにも関わらず。もともと憧憬していたグループ内のNが昨年結婚したにも関わらず)私が4月から勉強をしていることで、新鮮だったのは、生きていく上では、じぶんで選択できる未…

かたちのない住処

住み始めてから12年目になる私の住処は、小さくて旧い。使えるお金がもっとあれば、もっと広い住処が手に入ったかもしれないなあと、ときどき思う。以前、気学の師匠の授業で、「お金がかかっても、広い自宅を持つべき。そうしないと、大切な人物を招待した…

伝統は、美しい骨

算命学の鑑定資格試験を、昨日受験する。 電子機器以外、何でも持ち込み可とはいえ、出題範囲は、四年分の授業すべて。 四年間筆記した、じぶんのノートが頼り。なんて古典的なんだろう、いや、学ぶとは古典的なもの。 算命学で、知恵を表す星は二つあって、…

そばにいる、生きもの

半年ぶりに、ピラティスをする。 指の骨にヒビが入った後、コロナの騒ぎが始まって、行きつけのカイロプラクティックの営業も休止して、半年間、運動らしいことをしてこなかったんだけど。 閉じ籠っていたからだの骨や筋肉に、記憶の扉を開けてあげるような…

フラワー、ストロベリー

私が、満月の日生まれだと知ったのは、先月のこと。 5月の満月、通称フラワームーンの二日前のこと。 初めて、事前に満月を待ち伏せした。 こんな年齢になっても初めてのことって、色々あるなあ。 花咲く季節の満月だから、フラワームーンとアメリカ先住民が…

変化のハンドル

変化は、じぶんで起こすときもあれば、じぶん以外のところから来るときもある。 「じぶん以外」がハンドルを握る変化に、慣れないとね、と最近思う。 テレワーク推奨が始まって、私に起こった変化は、自宅の片付けを思い立つというもの。とても地味な変化だ…

所有するものに所有される

都心のオフィス賃貸契約のキャンセルが増えているそうだ 。 テレワークで在宅勤務をやってみたら、オフィスがなくても、できるんだね~と気がついたってことなんだろう。 人は、所有しているものに、所有される。その一例を見たような。 手相を観始めたとき…

世界は待ってくれる

4年以上学んできた算命学で、人を鑑定できる位の獲得のための試験を、いよいよ受験できる、と思ったら、コロナで休講。 年に一回しかない試験であるし、きっと中止にはならないだろう、延期だろう、と願いつつ。 待つことに、慣れないとね、と思う。 勤務先…

今、ためされている

無観客になったら、意味がない芸術はたくさんあって、それらのアーティストの状況が深刻な状態で、それでも今、できることを、と宮本亜門が立ち上げた、上を向いて歩こうプロジェクトの動画は、涙もの。 この災厄が終わったときに、人々が求めるのは、文化、…

AIと易

二回、易を立てた。 最初の問いかけで出た卦に、そうかあ、と勇気と覚悟をもらって、二つ目の問いかけで出た卦は。 これは、問いかけるべきではないことを、問いかけてしまったらしい、と判断。 易の卦には、一生に一度、出るか出ないか、というスーパーな卦…

春のチャージ

花も葉も、春が来た、とばかりに、きれいな色で芽吹いていて、晴れた日は、鳥のごきげんなさえずりが聴こえてきて、きっと海の中もそんな感じで、自然の中に一番たくさんの生命が産まれる春は、たしかに今、そばにあるのだけれど。 子年は、さまざまな命が、…

うぐいす仮宿中

先週から、隣の植樹スペースに、うぐいすが飛来した。 毎朝、うぐいすの鳴く声で目覚める嬉しさ。 いつまで仮宿してくれるかなあ。 ここ何年か、じぶんの近未来についてうだうだあたふた悩んでいた。 通っている算命学の講義で、折に触れて上がる陰陽の話題…

華と戦の時代

令和の日本は、華やかな時代となる。 オリンピック、新駅オープン、万博など、華やかなイベントがめじろ押し。 そして、形を変えた戦争の時代ともなる。 算命学の授業でそう習ったのは、昨年末のこと。 コロナウィルスに関した言動は、緊急事態、国民一丸と…

太陽は公平に照らす

昨年のお札をお返ししていなかったことに気がついて、お札を持って、神社へ。 気が遠くなるほどに、晴れわたった日は、存在するものが、どれもこれも、フォトジェニック。

じぶんの答え合わせ

算命学の授業を受けていると、じぶん自身の答え合わせをしている感覚におちるときがある。前回の授業で判ったのは、私は「受け身で伝達する人」だということ。授業では「先んじて自分から意見を出さず、他者の意見を聞いてからじぶんの意見を出すといい」と…

指先を骨折

ドアに指先を挟み、出血の多さに気をとられてたら、診察結果は指先の骨にヒビ。 完治まで半年という診断。 2月16日に出展予定だった手相観は、キャンセルとなった。 残念。 骨折の経験は、初めて。 しばらく骨折生活を体験しよう。

縁のバトン

昨日は「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」で手相観。この日、この時間、私は手相観をしていて、そのときに訪れるお客様がいる。それが縁なのだ、と感じた一日だった。お客様の中に、これは早く動いたほうがいいと思い、それは手相観の時間内で伝えられるこ…

今年最後の手相観へ

12月1日は、浅草で手相観の予定。今年最後の手相観になる。とても短い紹介文を添えて、イベント当日も、お客様が訪れるまで、ノートを読みながらおとなしく座って待っている。お客様が占者を選ぶ理由は、こちらにもお客様自身にも読めなかったりするから、お…

伝える、尊ぶ

働く場で、周囲にいるのが、年上の人より年下の人たちが多くなった今。年下の人たちの態度がきつかったりすると、じぶんもこうだったのかなあ、と思うときがあって、生意気なじぶんを、平気で人を傷つけるじぶんを、年上の人たちは許してくれていたんだなあ…

正しい買い物

書店でふと目についた本があった。それは「古代餅」の本。古代餅を食べたくなって、まずは古代餅をネットで注文。そして、古代餅を食べるために、いろいろと買い物をする。我が家には置いていなかったオーブントースター。(小さなサイズのものを探して、タ…

階段を降りるジョーカー

映画「ジョーカー」を観た。主人公のアーサーが、街中の長く続く階段を上っていくシーンが印象的なのだけど、上っていくアーサーの後姿はとても苦しげで、それは生きることの苦しみそのものが現れているよう。そして、アーサーがジョーカーになったとき、ジ…

胃カメラと仁と青いドア

徐々に、じぶんを取り戻していっている感じがする、この一ヶ月。自宅マンション(築51年)が、建物内の壁と天井を真っ白に塗りなおし、玄関ドアも水色から深い青色に塗替。色は管理組合が決めているのだけど、前回の水色のドアといい、毎回センスのいい色を…

秋のはじめの手相観

先週の日曜日は、四か月ぶりに「心と身体が喜ぶ癒しフェスティバル」に参加して手相観。今回、お客様はかなり少数だったのだけど、しっかりと手相観をすることができて良かったかも。五歳の男の子とお母さんを両方手相観できたり。(男の子は、お母さんの手…

好きになる力

じぶんの好きではないことの勉強をしばらく続けていた。まだ、そのダメージから抜けていないなあ、と感じる。好きではないことをやり続けていたら、「好きになる力」をずいぶんと削がれていたことに気づく。「心から好きで夢中になる」ことが、以前はもっと…

曖昧なぶぶん

4月から、勤務先での業務の内容が変わった。それで、今さらながら、気がついた。私は、自由に伝えることができないのが、とても苦しい質なんだと。きちっとしたルールがあって、そのルールを疑ってはいけなくて、ルールの枠からほころばせることができない…

晴れと水

二回にわけてとった夏休み。後半の夏休みは、特に予定を立てていなかった。休み開始前夜に突然、南に行こう!と思い立って、観音崎京急ホテルを予約。併設の「PASSO」にある、海を眺められる露天風呂に以前から行ってみたかった。翌日、観音崎を目指し…

令和最初のお客さま

こどもの日は、浅草の心と体が喜ぶ癒しフェスティバルに手相観で参加。令和最初のお客さまはどんな人かなあ、とわくわく。これ手相観にちょうどいい!と買った、パソコン仕事用のホルダークッションも、使い初めとなるので、細長いクッションをテーブルに置…